平成永世まんだら  

日々のつぼ

竜洋町の片隅でワシも電気的啓示を受けた

尾道からすっかり、大林宣彦監督づいている我が家なのですが、
今度は、『青春デンデケデケデケ』を見ました。

原作は芦原すなお氏が直木賞を獲った作品。
舞台は氏の故郷、1960年代の香川県観音寺市。
中3の主人公ががラジオから流れてきた、
ベンチャーズの”デンデケデケデケ”というエレキギターのサウンドに、
エレクトリック・リベレーション(電気的啓示)を受け、
高校に入りエレキバンドを仲間達と作るという作品です。
(僕は小6の時、ラジオをから流れてきた”キッス”の”デトロイトロクッシティー”に、
電気的啓示を受けた。これはほんと文字通り。あなたの場合は?)

これは楽しめました。
大林監督の実験精神も炸裂していて、固定カメラを使わず、ハンドカメラを3台同時に回し、
編集した画面は、最初はちょっと不安になるくらい?スピード感があります。

セリフは観音寺弁そのまま。言葉だけ聞いていると意味がわからない箇所もあるのですが、
そこは小説とちがって、役者さんの表情やしぐさを見ていれば、理解出来ます。
とにかくライブ感を大切にした、全てが生き生きした映画です。

途中、エレキギターやドラムをお寺の境内や、納屋のようなところに持ち込んで、
バンド練習をするシーンがあるのですが、
僕も似たような事があったなぁとしみじみ見てしまいました。

この映画、もっと一般的なものにしようと、舞台を湘南にしようという話もあったそうですが、
監督も作者も反対。敢えて原作どおりの設定にしたそうです。
その観音寺が良いです。この町も瀬戸内海に面しているのですが、
何故か尾道に似ている気がしてしまう。まあ同じ監督なのだからでしょうけどね。

僕も遠州灘沿いで高校時代まで育ったわけですが、
波の高さも、海の色も、太陽の光の反射具合もまったく瀬戸内の海とは違います。
まあ当然といえば当然なのでしょうが、面白いですよね。

この調子だと、又行くんだろうなぁ、瀬戸内海沿岸の何処かへ。
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