平成永世まんだら  

日々のつぼ

キューバ紀行 『ルンバに酔わされ蝿と戯むる』 その七 番外篇 ”ルンバ放浪”

ユーロ2008での、スペインの優勝に触れるも事なく、
北京オリンピックが始まるもコメントせず、
もくもくと続けるキューバ紀行!

え~あとしばらくお付き合いを頂ければと思います。

そして、ここにお盆内終了宣言を!(出来るかなぁ...)

本日は番外篇"ルンバ放浪”

前回ご紹介した、歌の先生ロベルト、
彼がルンバのライブに連れて行ってくれるということで、
旅行最終日前日、我らは待ち合わせ場所であるレッスン会場へ。
ここからライブ会場までは少し離れているという事で、
大通りに出てロベルトがタクシーを拾おうとするのですが、
何やら乗車拒否されている模様。

それも数台。

彼に理由を聞くと、
キューバ人は観光客が乗るタクシーには一緒に乗れないシステムらしく、
運転手に日本人が一緒だという事を説明してもなかなか難しいらしく...
とは言うものの何台目かで運転手が、

”ほんとはいかんのだけどなぁ..”

といった表情でしぶしぶ乗せてくれました。

で、市街から15分ほどの住宅地に到着。
その一角にある野外レストランのようなところへ向かった我ら。
ロベルトは店員さんと何やら話をしている。
(当然スペイン語だから全然わかりましぇん)

そして....

「ほんとうにごめん、今日はライブが無いらしい。。」

と、片言の英語でロベルトが...

前もって聞いていた事ですが、
予定が変わるなんて事は日常茶万事。
それでも申し訳なさそうなロベルトが、
別のルンバ会場へ連れて行ってくれると言う。
再びタクシーをつかまえ(以降はトラブルなく乗せてもらえた。)
市街地に戻りライブ会場に到着。
ロベルト、再びお店の人をつかまえて、
何やら話しをしているたのですが....

「ほんとほんとうにごめん、ここも今日は無いらしい...」

結局、ルンバはあきらめ、
むちゃくちゃホットなサルサバンドを見に行こうということに。
いずれにせよキューバンサルサを一度聞きたかったので、
一も二も無く同意。

向かった先は、その日の午前中にかみさんと二人で訪れていた、
革命広場へ。
そう!あのビルにゲバラの写真の場所へ。
で、革命広場横に何やら公園らしきものがあり、
そこから地下へと向かう入り口が..。
そこにはすでにキューバっ子達が並んでいる。

やがて...入場時間ライブハウスの中へはいる我々。
椅子に座り今か今かと開演の時間を待っていると、

突然...

会場の照明が落ちる。

さあ、はじまりかと思えば、

停電.....

ロベルトが申し訳なさそうに、

「ノールンバ、ノールンバ、ノーエレクトリック...ソーリー」

それでも2時間ほどで電力回復、(長いよねぇ、でも誰も帰らないところが凄い。)
それとほぼ同時にDJがサルサを大音量でかけだすと、
キューバっ子達はいっせいに席を立ち、

ダンス!ダンス!ダンス!周る周る周る周る周る周る....!!

これは圧巻。

まったくこの人達は、
下町に住んでいた人々と同じ国の人かと思えるほど、
着ているものも雰囲気も違っている。
もの凄い格差を感じた瞬間でした。

でもって真打登場!
この若手のサルサバンド、歌も演奏も超強力!
客ののせ方もお手のもので、場内は興奮の坩堝!
やはりキューバ恐るべしなのでした。

停電中、片言の英語と、指差し会話帳(キューバ篇)で、
ロベルトと色々な話をしました。
それが何よりも貴重な時間だった気がします。

とにかくロベルトは体も心も大きかった。

ライブ会場から出て、ライトアップされたゲバラを見ながら、

「この国はこれからどんどん変わっていくだんよね?」

と僕がたずねると、

「少しづつね。」

と静かに答えたロベルトの声が今でも耳に残っています。

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