平成永世まんだら  

日々のつぼ

我が『東京人生』を振り返る

芸術の秋シリーズ第二弾!
先週の大竹伸朗に引き続き、
今週はあの天才アラーキー『東京人生』を見に行ってきました。

場所は両国はあの大江戸博物館
ぼくの"東京の好きな場所ベスト10!”上位に常にランクインしているあそこです。

今回の個展は1940年に三ノ輪で生まれ育ったアラーキーが、
40年にわたって撮り続けてきた東京の写真を年代ごとに並べたもの。

アラーキーの写真はとにかくどれも面白い。
パワーがあって哀しい。
生活や性活(大人限定)が生の形で息づいている一枚一枚に、
ぼくは時に釘付けになります。

一番古いもので1963年、
一番新しいもので2006年。
その間の東京の顔、街、男、女、少女、男の子、老人、猫、看板and etc.
ぼくのこれまでの生きて来た過去とほぼリンクするその時間帯。
ぼくが知っている東京はその半分に過ぎないのですが、
何故か全てがとても懐かしく身近に感じられます。
ぼくが生まれる前に撮られた、下街の洟を垂らした子供達。
”この子達って、今50歳くらいだろうな...
というと誰さんとか誰さんみたいな感じかぁ....”
と、そんな事を考えながらどこかで"自分自身の現在、過去”
とリンクさせながらいちいち見ているのです。
(または見せられている。)

現在東京もしくは東京近郊在住にお住まいの皆さん。
天才アラーキーの『東京人生』で、
皆さんの”東京人生”を振り返ってみるのもいいかもしれません。

ただノスタルジーだけを求めて行かれるとちょっと火傷しますので、
ご注意を。(時に毒盛りゆえ)
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コメント

韓豚屋というおいしい韓国料理店からの帰り(←いいお店です)、
遅くまで開いている書店で書籍版の『東京人生』を手に取りました。

写っている人々の顔がいい。
薄暗く怪しげなバーの片隅もいい。
いい写真だとは思うけれども、私の心は東京の町並みの写真にはリンク
することができませんでした。
あくまでも他人の風景、という感覚が拭えず。
私が生きてきた時間と重なる部分も多いはすですが、自分とは違う
時間・空間だと感じました。

唯一離れがたかったのは、生家の前の通りを写したという、雪の降り
積もった写真。これがきっと「私の」風景なのでしょう。
この写真だけはわけもなく涙腺を刺激されそうになりました。

  • 2006/12/01(金) 11:56:52 |
  • URL |
  • 全身田舎もん #-
  • [ 編集]

なるほど。
僕も正真正銘の田舎もんですが、
その時代が持っていた共通の空気感、
夏休み、東京の親戚の家で過ごした記憶、
テレビドラマで見て自分の中で膨れ上がっていった”東京”のイメージ、
加えて既に20年以上経過した東京生活、
それらと『東京写真』がリンクしたのかもしれません。

  • 2006/12/02(土) 08:29:13 |
  • URL |
  • いしなが #-
  • [ 編集]

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