戦地に赴いた一兵卒とその上官らしき男二人が、
テーブルの上に将棋の駒を並べている。
ぼくはそれを傍らで眺めている。
一兵卒はまだ子供といっていい年頃。
その上官は三浦友和に似ている..というかそのもの。
上官が先手で、初手に端歩をつく。
これは定石ではありえない手で、
『王将』で有名な伝説の棋士坂田三吉が指した手として知られている。
ぼくがそれを見て、ニヤッと笑うとそれを見て上官も笑い返す。
結局、一兵卒が二手目で”と金”を作るという有り得ない手で、勝つ。
ぼくがそれを”おかしい”と指摘しても、
上官は”いやこれでいいんだ”と返すばかりで訳がわからない。
ぼくも一局どうかという事になり、
駒を並べようとすると、目の前にサトイモやなんだかんだが、
駒のように並べられていて、それらを代わりに動かせと言う。
先ほどまであった、升目も駒も無くなっているのだが、
何故かそれを不思議だとも思わない。
戦地ゆえ、物が無いのだなと納得してしまっている自分。
まずはサトイモを7-6の位置に指す。(7-6歩ならぬ、7-6サトイモ)
三浦友和似の上官は”う~ん”と唸りサツマイモを3-4の位置に指す....。(3-4サツマイモ)
ここで夢から醒めた。
"わけがわからん”とも言えるし、
まあ個人的には"見そうだなぁ”と思えなくもない、
”夢の対局”でありました。
訂正:上記の坂田三吉が初手で端歩をついたというのは誤りで、
第二手目でありました。誰か気にする人が居るとも思えませんが、
将棋的にはとても大事な事なので....。
という事はぼくの記憶が間違っていて、それが夢に反映されてしまったという事になり、
将棋の神様がその誤りを訂正させるためにこの夢を見させたということか?
という事で、ここでGOSPELならぬ村田英雄の『王将』を歌い....。
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