平成永世まんだら  

日々のつぼ

葛飾の片隅で時に滂沱の涙を流す

年を重ねるにつれ、涙腺というのは弱くなるもので、
普段の生活の中で涙を流すという事はありませんが、
映画、ドラマ、格闘技の類はもう駄目です。
出来る事ならば涙腺を攻撃してくるようなものは見たくない。
しかし、テレビドラマにおける不意打ち、
好きな硬派の監督が撮ってしまった”泣ける映画”、
格闘技、プロレスの試合終盤、フラフラになりながらも、
戦った選手が、試合後ノーサイドで互いに相手を讃え抱き合う。

もう駄目です。

泣き度に差はあれ、感動がすぐ涙になってしまいます。

『泣くまいぞ!』などと我慢して見ていると、これがまたいけない。
知らぬうちにジワーと鼻のあたりが熱くなって、ヒクヒクしてくる。
かみさんに悟られまいとするのですが、こういうのも逆効果。
最近は開き直り気味で、

「あ~泣ける!」

と、口に出してしまいます。
これが精神衛生上もよろしいようです。

さて、滂沱の涙というわけではありませが、
時にジワーっと目頭が熱くなるものに、
将棋のテレビ対局があります。
『えっ?なんで?』
という声が聞こえてきそうですが、
例えば、こんな場合。

方や飛ぶ鳥を落とす勢いの若手棋士。
攻めの将棋で上位陣をバッタバッタとなぎ倒す。
方や、ベテラン棋士。少し落ち目だけれども、守りの堅い棋風は健在です。
そんな二人の対局。終盤になり、若手の攻めが勝り、もう詰みも見えている。
しかし土俵際で踏ん張るベテラン棋士。そこで若手が根負け。
秒読み将棋になり、詰み寸前で、大事な一手を間違える。
そこをベテラン見逃さず、奇跡の大逆転で、若手は投了。

こんな時、僕の目頭は少しだけ熱くなります。

こういったプロの攻防は、実際のところ、見ていても良く分らないのですが、
解説の方が上手いと、なんというか乗せられてしまうようです。

こういった涙は僕としては大歓迎。誰に見られるわけでもないし...。
(将棋番組は一人で観戦するのが基本です。)

基本的に男は”やせ我慢”の生き物でありますが、”涙流れるがままに”。
これが良いのでしょうね...でもなあ..(この部分がやせ我慢です)。

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