平成永世まんだら  

日々のつぼ

歓喜の興奮に咳き込む

キューバ紀行をのんびり書いているうちに、
お盆もオリンピックも終わり、
ゲリラ豪雨の度に近所の河川は大丈夫だろか?と、
一抹の不安を覚える日々、
皆様いかがお過ごしでしょうか?

わたくしめは、例の原因不明の咳...
未だに完治しておりません....

とは言っても随分良くなっていて、
咳の頻度は減り、深度(?)も浅くなり、
歌もどか~んとはシャウトは出来ませんが、
まあまあ歌えるようになってきました。

ただ、興奮すると100%出ますね、咳が。
どんな種の興奮(?)かと言いますと、

"歓喜の興奮”...?

例えば、ソフトボールで日本が優勝を決めた瞬間とか、
レスリングで試合終了寸前に逆転勝ちを決めた瞬間とか...

そうオリンピック観戦はゲホゲホと大変だったのであります。

サッカー、イングランドのプレミアリーグ、
スペインのリーガエスパニョーラも開幕しました。

例えば、マンU~チェルシー戦の後半ロスタイム、
ルーニのクロスからテベスが同点ゴールを決めた瞬間!

もしもゴホゴホという咳に邪魔されず、歓喜の雄叫び~~!を上げる事が出来たなら、

その時を、”完治記念日”としようではないか!諸君!(?)
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祝!キューバ紀行完成!

キューバ紀行完成致しました!

って言っても表紙をつけただけなんですけど....
一通りご覧になれるようになっていますので、
以下の紀行文トップから”2008年6月キューバ”をクリックしてみて下さいませ。

紀行文トップ


キューバ紀行 『ルンバに酔わされ蝿と戯むる』 その八 ”マリーナ・ヘミングウェイ” 最終回

このお盆休み(そうでない方もいらっしゃいますよね。)
いかがお過ごしでしょうか?
まあ、とりあえずオリンピック...見ちゃいますよねぇ、
ひたすら...。
というわけで(?)キューバ紀行の最終回、
野球のキューバ戦翌日という最高のタイミングで(読めばわかります。)
お送りしたいと思います。
============

音楽篇でご紹介した、ホテル テハディージョのバンド。
昼間っからビール片手にその音楽を楽しんでいると...。

演奏の休憩中、我ら夫婦に話しかけてきたのは、
かのバンドのボンゴ奏者の男性。

チップを求められるのかと思いきや....

(ちなみに街中で英語で話しかけられた場合はご注意を。
葉巻の購入勧誘とか、
飲み物をおごってくれとか...)

彼が片言の英語で言うには、

「どうやらお見受けするに日本人あるね。
わたし5年前にマリーナ・ヘミングウェイで、
日本人女性にあったよ。
その女性はジャーナリストで、
取材でキューバで有名な野球選手達を、
そこに連れてきていたね。
で、偶然居たわたしも選手達と一緒に写真を撮ってもらったさ。
そいでもって、その写真をわたしにくれる約束したが、
まだ届かない...
お願いがあるよ。その人に写真の催促をしてくれないあるか?」

なんだか要領を得たような得ないような話。
そこで、彼女への連絡方法を尋ねると、
一冊のノートが出てきた。
そこには、確かに日本人女性の名前と一つのメールアドレス。
では自分で送ればいいではないかと言うと、
送る手段が無いとの事。

では、彼女に郵送するように頼めば良いのかと聞くと、
いやこの国の郵便事情では無事に届くかどうかは分らない。

だから、彼女にここに写真を持ってきてくれるように頼んでくれない?、ときた。

「...いやあ、一応聞いてあげてもいいあるが、
..このアドレスも可か不可かわからんあるし...、
とりあえずトライねトライ、期待はノーよ」

おそらくこちらの英語もかなり怪しい。

彼、満面の笑みでシェイクハンド。
良い音楽を聞かせてくれたお礼にと思っているのですが....

見ず知らずの人にメールをするのは少し勇気がいるのでした。

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(右の彼。素朴で音楽大好きなお兄ちゃんでした。)

キューバ紀行 『ルンバに酔わされ蝿と戯むる』 その七 番外篇 ”ルンバ放浪”

ユーロ2008での、スペインの優勝に触れるも事なく、
北京オリンピックが始まるもコメントせず、
もくもくと続けるキューバ紀行!

え~あとしばらくお付き合いを頂ければと思います。

そして、ここにお盆内終了宣言を!(出来るかなぁ...)

本日は番外篇"ルンバ放浪”

前回ご紹介した、歌の先生ロベルト、
彼がルンバのライブに連れて行ってくれるということで、
旅行最終日前日、我らは待ち合わせ場所であるレッスン会場へ。
ここからライブ会場までは少し離れているという事で、
大通りに出てロベルトがタクシーを拾おうとするのですが、
何やら乗車拒否されている模様。

それも数台。

彼に理由を聞くと、
キューバ人は観光客が乗るタクシーには一緒に乗れないシステムらしく、
運転手に日本人が一緒だという事を説明してもなかなか難しいらしく...
とは言うものの何台目かで運転手が、

”ほんとはいかんのだけどなぁ..”

といった表情でしぶしぶ乗せてくれました。

で、市街から15分ほどの住宅地に到着。
その一角にある野外レストランのようなところへ向かった我ら。
ロベルトは店員さんと何やら話をしている。
(当然スペイン語だから全然わかりましぇん)

そして....

「ほんとうにごめん、今日はライブが無いらしい。。」

と、片言の英語でロベルトが...

前もって聞いていた事ですが、
予定が変わるなんて事は日常茶万事。
それでも申し訳なさそうなロベルトが、
別のルンバ会場へ連れて行ってくれると言う。
再びタクシーをつかまえ(以降はトラブルなく乗せてもらえた。)
市街地に戻りライブ会場に到着。
ロベルト、再びお店の人をつかまえて、
何やら話しをしているたのですが....

「ほんとほんとうにごめん、ここも今日は無いらしい...」

結局、ルンバはあきらめ、
むちゃくちゃホットなサルサバンドを見に行こうということに。
いずれにせよキューバンサルサを一度聞きたかったので、
一も二も無く同意。

向かった先は、その日の午前中にかみさんと二人で訪れていた、
革命広場へ。
そう!あのビルにゲバラの写真の場所へ。
で、革命広場横に何やら公園らしきものがあり、
そこから地下へと向かう入り口が..。
そこにはすでにキューバっ子達が並んでいる。

やがて...入場時間ライブハウスの中へはいる我々。
椅子に座り今か今かと開演の時間を待っていると、

突然...

会場の照明が落ちる。

さあ、はじまりかと思えば、

停電.....

ロベルトが申し訳なさそうに、

「ノールンバ、ノールンバ、ノーエレクトリック...ソーリー」

それでも2時間ほどで電力回復、(長いよねぇ、でも誰も帰らないところが凄い。)
それとほぼ同時にDJがサルサを大音量でかけだすと、
キューバっ子達はいっせいに席を立ち、

ダンス!ダンス!ダンス!周る周る周る周る周る周る....!!

これは圧巻。

まったくこの人達は、
下町に住んでいた人々と同じ国の人かと思えるほど、
着ているものも雰囲気も違っている。
もの凄い格差を感じた瞬間でした。

でもって真打登場!
この若手のサルサバンド、歌も演奏も超強力!
客ののせ方もお手のもので、場内は興奮の坩堝!
やはりキューバ恐るべしなのでした。

停電中、片言の英語と、指差し会話帳(キューバ篇)で、
ロベルトと色々な話をしました。
それが何よりも貴重な時間だった気がします。

とにかくロベルトは体も心も大きかった。

ライブ会場から出て、ライトアップされたゲバラを見ながら、

「この国はこれからどんどん変わっていくだんよね?」

と僕がたずねると、

「少しづつね。」

と静かに答えたロベルトの声が今でも耳に残っています。

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キューバ紀行 『ルンバに酔わされ蝿と戯むる』 その六 音楽篇

さて、ミュージックであります。
この旅行記冒頭にてご報告したキューバンルンバ、
もうこれを見れただけでも大満足なのですが、
キューバは音楽大国!
それだけってわけにはいきません。

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これは我らが宿テハディージョのバーで、
毎日昼間から行われていた演奏です。
部屋で昼寝していても聴こえて来るってのが素敵。
ソン、ボレロ、チャチャなど幕の内弁当的に演奏してくれるのですが、
どれも最高!このマラカス持っているおじさんの歌声ときたら、
天まで突き抜けていくようで..。
とにかく響きが凄いです。
特にミュージックチャージなど無いですが、
幾ばくかのチップをあげて下さい。

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こちらはおなじみアンボス・ムンボスの三人組。
少しメキシカンの香りも。

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こちらはラ・ミーナの凄腕バンド。
なんといっても驚いたのは、このお店で飼っている鳥(種類不明)が、
音楽にあわせて鳴き出した事。
これ文字通りでありまして、
明らかに音に反応して"歌って”いるのです。
キューバ恐るべし!

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こちらキューバの弦楽器トレスを抱えたおねえさん。
この方なんとバカテク!(達人という意味です。)
早弾き、ボレロの繊細な伴奏なんでもござれ!

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こちらはホテル、ナシオナル・デ・クーバの中庭。
いかにもといった構図でございますが、
音が気持ちよいです。

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こちらも今回の目玉の一つ。
一応一度は見ておいたほうが良いであろう、
キャバレートロピカーナのショー。
ハバナからタクシーに乗ること30分ほどの、
場所にある野外でのショーです、本来は....
残念ながら、この日はスコールが激しくて、屋内でのショーとなりました。
場内にはドレスアップした欧州の方なども目立ちます。
ちなみに入場料は1万円ほどとちょっとお高め。
簡単なおつまみとお酒がテーブルに運ばれてきます。

そしてショー開演。
とにかくダンサーの衣装が派手でラテンパワー全開といった感じ。
音楽はフルバンドでサルサ中心にノリノリでございます。
歌い手も当たり前ですが、パワフル!

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まわってまわってまわって.....

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豪華、フィナーレでございます!

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さあ!今回の旅のハイライト!
ルンバレッスンでございます。
場所はハバナの下町。
初日はボデギータのSさんい連れて行って頂き、
通訳もして頂きました。

まずはかみさんも加わって、
コンガレッスン。
講師リカルドはSさんの旦那様。
色々なリズムを教えて頂いたのですが、
終わる頃には手が紫色に腫れていました。
そう初心者は毛細血管が切れてしまうんですねぇ....
ちょっと痛いけど、(?)楽しいノリノリレッスンでありました。

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立て続けに今度はぼくだけでルンバの歌唱レッスンです。
講師は国立の楽団の歌い手だった、ロベルト。でっかいです。

ロベルトはルンバを歌うにはその成り立ち背景を知って欲しいと、
黒人が奴隷としてアフリカからこの地に連れてこられという話からしてくれました。
そしてそれらを踏まえた上で”ハート”で歌って欲しいと....
これには”じわ~ん”と感動!ほんと目頭が熱くなりました。
はるか彼方極東よりやってきて"ほんと良かったぁ”と、
思える瞬間なのでした。

レッスンはコード楽器もなく、パーカッションと歌だけで、
口伝えで進んでいくのですが、言葉の難しさもあり
(スペイン語だけでなく、アフリカの言葉、
はたまたどちらのものでもない、暗号めいた"音”まで、
聞いたままを書きとっていく)
中々覚えられず、初日は悪戦苦闘...
レッスン二日目に少し形になりお褒めのハグも頂き、
感激!
ロベルトの一生懸命繰り返し繰り返し歌い教えてくれる姿にも感動。
講師の心構えといった部分でも学ぶところが沢山ありました。

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ロベルトはダンスの先生もしているそうで、
ちょっと踊りだすと、もうなんというかアフリカの風が吹いてくるのでした。

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とにかくリカルドとロベルトに大感謝!
翌日ロベルトにルンバのライブに連れて行ってもらう約束をして、
この日はお別れしたのであります。

次回 ルンバ放浪篇でその様子は明らかに!

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