平成永世まんだら  

日々のつぼ

キューバ紀行 『ルンバに酔わされ蝿と戯むる』 その五 ”飯篇”

腹が減っては旅は出来ぬという事で、
いよいよ"飯篇”です。

旅行前に”旅の達人”に聞かされたのは、

キューバに美味いもの無し

はたまた”キューバの案内人”からは、

いやいや以外といける

そして”キューバビギナー”からは

なんでも美味しいですよ!

と....三者三様。

確かに米国による経済封鎖を受けているという事は、
例えば家畜の餌となる飼料さえ不足しているかもしれず....
その状況下、必要からハバナは食料自給率100%を達成したらしいのですが....

まあ自分の舌で確かめるしかないというわけですね。

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(ホテルでのモーニングは中庭で頂きます。
なかなか気持ちがいいのです...ハエが飛んでくる事を除けば..まあ慣れました。)

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(キューバンコーヒーはちょっと濃い目で牛乳を少し多めに入れると美味。
パン各種は悪くないです。)

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(流石南国、毎朝新鮮なフルーツがつきます。
どれも甘くてグ~!)

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(薄いオムレツにハムにチーズ。
あっさり目ですが、日本人にはこれくらいで十分かも。)

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(ビールでございます!味はシンプル。
普通に美味いです。
あっ、モーニングと共に飲んだわけではありません。)

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(旅初日の晩御飯は、ヘミングウェイが通った店として有名な、
ラ・ボデギータ・デル・メディオ。
壁は訪れた人々のサインでいっぱい。)

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(まずはモヒート。ラムとミント、砂糖を加えたカクテル。
キューバと言えばこれだそうです。観光客はみんな飲んでました。
ヘミングウェイも愛したというこの店いのモヒート、
さっぱりしていて飲みやすいですが、ぼくにはラムがちょっと強くて....)

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(で、食事のほうは、より地元の味に近いキューバ料理という事。
分りにくいですが、手前よりコングリという黒豆入りの軽く炒めたご飯。
サラダ、青バナナのフライ、ちなみに芋っぽいお味、一番奥が鳥の...料理です。
かみさんは美味しいと言って食べておりましたが、
わたくし、往路の飛行機、トロントの宿でほとんど睡眠がとれず、もうろう状態。
味付けは濃くないのですが、あまり食欲が湧きませんでした。)

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(二日目の昼、こちらはヘミングウェイが常宿していたアンボス・ムンドスの屋上。
気持ちええです。)

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(ここはパエリアが有名。
これは美味かった。
中にはでっかい海老のぶつ切りなども入っていて、
量も多く二人で一皿で十分。
この写真、食べかけでちょっと汚いですね。ごめんなさい。)

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(ここは二日目の晩御飯、アルマス広場のラ・ミーナにて。
少し顔が疲れております。)

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(食したのはキューバンプレート。これも美味かった。
前日のキューバ料理を洗練させた感じ。)

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(こちらは三日目の昼、パエリアの有名店、其の名もラ・パエリア)

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(おそらく元々スペインの店かと思われますが、
パエリアの賞もとっているという事で、
さすがにグ~!)

実はこの頃からお腹をこわし始め、このパエリアなどはお腹の痛みが引くと一口、
痛みが引くと一口....といった具合で、一苦労。
かみさんも遅れる事半日ほどで同じ症状となり、
この昼食以降は食事を抜いたり軽くすませることとなりました。
原因はねぇ....なんだったんだろう?
水にあたったのか...超強力に効いていた某所の冷房でおなかが冷えたか....
原因は分りませんが、持っていた正露丸二人で飲みきりました。
これはほんと残念!

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ここは旅の終盤で少し腹の具合も良くなり訪れたカテドラル広場に面した、
エル・パティオ。雰囲気良し!)

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(で、料理は確か魚介のソテーを頼んだ覚えがあるのですが、
画像が無い....何故に...無い....。
味はそこそこだったのですが、見た目があまり美しくなかったからかな....)

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(ここは残念ながらもうキューバではありません。
トロントのホリデーインで食した、寿司。かみさがどうしてもと言うので....。
ネタは悪くなかったですが、何故か酢飯でなく、普通の米飯。
口に入れた瞬間、少しとまどいます。)

さていよいよ次回は音楽篇!!
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キューバ紀行 『ルンバに酔わされ蝿と戯むる』 その四 "街と人々 後篇”

ハバナの街と人々後編でございます。
ちょいと画像が多くなってしまいましたが、
覗いていってください。

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(前回の機関車のすぐそばの光景。
画像中央、中華街の門に注目!
当然の事ながら、ここで中華でも食べようと散策するわけですが、
それらしきお店は見当たらず、
昼間から男達がたむろってちょっとやばそ~な雰囲気。
あとから分った事はここは門だけで、
中華街自体はここからかなり歩かないと辿り着かない...。
ん~わかんないよなぁ~。)

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(旧国会議事堂。アメリカとの蜜月時代に建てられたもの。)

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(アップで~す。)

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(こちらは随分綺麗に整備され観光客が多い通り。
キューバは外貨獲得目的で観光にはとても力を入れています。)

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(で、そんな人通りの多い道を一つ曲がるとこんな下町気分な通りがいっぱい。)

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(ヘミングウェイが常宿にしていた、アンボス・ムンドスの屋上レストランからの眺め。
ここは飯も音楽もgoodで幸福度200%!詳細は飯篇、音楽篇を待て!)

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(オピスポ通りにて。ちょっといいでしょ?)

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(週何回かマーケットが開かれるのですが、
ゆっくり見れなかった....残念!)

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(こちらは旧市街よりタクシーで10分ほどのところにある新市街。
に、ある1930年に建てられたホテル、ナシオナル・デ・クーバ。
ここではブエナビスタのメンバーの演奏が毎晩聞けるそうです。
おお、伝説が目の前にある凄さよ!
しかし残念ながら...見れなかった..)

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(そのホテルの反対側にはこんな光景が。のんびりのんびり)

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(こちらも新市街にあるカストロが演説を行った革命広場です。
ここに数十万人が集まるってんだから)

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(こんなものもあります。)

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(何故か夜も来てしまいました。何故か?それは音楽篇で明らかに!)

ちなみにこの新市街には旧市街とは打って変わって、
一戸建ての住居やビルなどが建っていました。
最近では外資系企業も入っているらしく、
外貨商売をしている人たちもいるそうです。
おそらく日本など比べ物にならないほどの、
格差社会なのでしょうね。

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(旧市街に戻ってきました。この風景はよく紹介されますよね。)

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(この辺りは要塞跡がいっぱい。お~いその船は撃つな~....)

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(では問題です。その要塞付近でこの人々は何を待っているのでしょうか?
答えは路線バスです。ちなみにここ道の真ん中です。)

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(ペイントと建物。これ自体が絵になります。)

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(こちらは革命的?でございます。
下は看板でしょうね。めずらしいです...看板を掲げている事が。)

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(こちらもおそらく革命的でございます。)

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(この黄色い花を咲かす木がいたるところに。
あなたのお名前は?)

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(この時期、一日に一度ほどスコールが降ります。
カテドラルにバス。)

次回は飯篇です。
お腹をすかせて待っていて下さい!

キューバ紀行 『ルンバに酔わされ蝿と戯むる』 その参 "街と人々 前篇”

いよいよキューバ紀行、復活の日であります。
(体調は残念ながらまだ不調ではございますが..)

そもそもキューバって何処にあるの?
とか、共産主義なの?とか..色々と質問を受けるゆえ、
ここにキューバの基礎知識を少々。

国名はキューバ共和国。
米国はマイアミの南、メキシコの東側に横びろにビヨーンと伸びる、
カリブ海の島々の中では最大(全長1250km、日本の本州の半分)の島。
政体は社会主義共和制、
元首はフィデル・カストロの後をうけ、
弟のラウル・カストロ。
民族構成はムラート(白人と黒人の混血)と白人87%、
アフリカ系黒人12%、中国系アジア人1%。
ご存知コロンブスが発見し400年のスペイン支配、
アメリカの軍政下を経て1959年のキューバ革命により、
現在の政体と成っているわけです。

で、今回滞在したのは首都ハバナ、一箇所。
例の"旅の達人”より、一回目のキューバ旅行であれば、

"まずはハバナを掘って掘って掘りまくれ!”

というアドバイスを受けての事であります。

さあ、ここではハバナの街と人々をご紹介しようと思っているのですが、
その印象を書こうとしてここで指が止まります。
なんというか印象が定まらないのです。
とある道を歩いていて、角を曲がるとそれまでとは全く違った景色が広がる。
とある路地に集うジモティーと、
とある広場に集うジモティーは同じ国の人?
こう書くと分りにくいかと思われますが、
少なくとも"日本人の常識”などは木っ端微塵に粉砕され、
いったいその奥には何があるの?と、
深~いキューバの迷宮へとはまって行く感じ。
(と思っていると、実際はものすご~くシンプルだったりする。)
まあ共通しているのは、
のんびりとパワフルが同居、
旅行者は常に少しドキドキワクワク、
微熱状態で旅をする事になるのでした。

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(今回の宿、旧市街にあるホテル・テハディージョ。
建物は18世紀後半に建てられてものを改装。
この中庭!なかなかでしょ。)

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(同じくテハディージョのロビー。市松模様が気持ちいい。)

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(ベッドメイキング:
こんなの初めて!うふっ!バスタオルがなんと白鳥に!
しかも手書きのお手紙までついてました。
"共産圏のサービスは駄目”という話をよく聞きますが、
ここに限らず、ほぼ気持ちの良いサービスだった気がします。
そう!先入観などつまらないもの。
経験しなけりゃわからんのです。)

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(旧市街はスペイン領時代の建造物がそのまま残り、
町全体が世界遺産に指定されています。
これはホテルそばのカテドラル。
キューバの石灰岩で作られ決して頑丈ではないのでしょうが、
独特の風合いが美しいのでした。)

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(誰ですか?)

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(むちゃくちゃインパンクトのあるあば(あ)さん!
ちょっと怖くて近寄って撮れない。
かみさんはガンガン近寄って撮ってました。
女性強し!?)

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(ホテルの窓から。この辺りはヨーロッパの下町っぽい雰囲気)

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(同じく窓から。ここが小学校だったなんて...基本的に校門も、看板?もありません。
ここに限らず......)

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(入ってはいけません。)

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(ここはまた別の教会。多いです教会。基本的にカトリック。)

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(きてます、きてますこの建物。でもよ~く見ると人が住んでます。
ヨーロッパとの違いは古い建物を修理しないで、
住んでいる人が多いところかな。そりゃ大変なのです。)

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(ここは地元の人々が集うカフェ。観光客の持つ兌換ペソでは単位が違いすぎて、
おそらく売ってもらえません。

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(同じくジモティー達のお店。
ピザパンみたいなものを皆食べてました。)

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(おねえさんの持つビニール袋に注目。おそらく鶏肉とか、
パンが入っていると思われますが、これらは配給所で配られます。
話は違いますが、観光客が買い物する店にも"物”があまりありません。
米国の経済封鎖を受け続けるキューバ。
かといって深刻な感じもあまりしない。
まあなんとかなるもんね的な空気がファンキーです。)

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(こうして家の前に何することなく座っている人たちがいっぱい。
そしてよく話しかけられます。
うち70%の人々が最後に、
"シガー?”
と、葉巻の購入を勧めてきます。
こちらが、いらないと意思表示をすると、
にこっと笑って”バイバイ”、
まあそれだけです。

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(ご存知現役アメリカンクラシックカー!
1950年代の革命前の自動車であります。)

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(ただちょっと排気ガスが...オレの気管支を直撃して....
ある意味未だにキューバが体の中に....)

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(う~ん絵になるなぁ)

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(これがバイクに屋根をつけたココタクシー。
なんと3人で乗った事も...)

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(はい旅の定番、馬車であります。ただ数が多くて道には○○がいっぱい!
気をつけて歩きましょう!)

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(これは極めつけ、廃機関車のレッカー移動。
この画像ではわかりにくですが、
道路いっぱいに広がって、まことに迷惑な図であります。
しかもこの場所には他にもボロボロの機関車が数台置かれていて、
世界中のマニアが見に来るという事でした。)

次回 街と人々 中篇か後編に続く


『フォークヴィレッジTOKYO2008』!行われる!

土曜日、品川プリンス内にある、『クラブeX』で、
『フォークヴィレッジTOKYO2008』が行われました。
昨年に引き続き我がクラスでは道玄坂ヤマハと有楽町山野から一クラスづつ参加。

全体を通してどのグループも昨年より歌、演奏共にレベルが上がっていて、
良い意味でちょっとびっくり!
願わくば、もっと大きな流れになり参加者が増え、
最終的には日本武道館あたりで出来るといいですね...
(っていったいなんチーム出るんだろう)

私ごとではありますが、良くなってきたとは言え、
未だ”咳”と格闘中の身。
声は荒れに荒れている状態....ではありますが、
講師演奏、シングアウト等では.....
前もって歌えない旨、他の先生には伝えていたものの...

性(さが)と言うんでしょうか....

前にマイクを出されたら歌わないわけにはいかんでしょうあなた..
というわけで、途中ちょっと”オエ~”となったものの(汚くてすみません)
それなりに役割は果たせたかなぁと思っている次第です。

しかしながらこの咳..頻度は減ったものの一発一発がまだ重く...
"あ~~早く心おきなく歌いた~~い!”
と、心の中でシャウトする毎日です。

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道玄坂からは"フライデーズ”
演奏曲は”花嫁”と”悲しくててやりきれない”。
皆さん落ち着いていて(そう見えましたよ)
一人一人の声が届く良い演奏でした。

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有楽町からは”銀座サンデーシンガーズ”。
演奏曲は”きみのひとみは10000ボルト”と"イムジン河”。
とにかく”イムジン河”!
他の先生からも"感動した!”と言われましたよ。
しかしながら"イムジン河”は、
なんというかタイムリーになってしまいましたね.....。

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(おまけ。体調悪くてもやるときゃやるよ~の図)

修理中につき、しばらくお待ち下さい

キューバ旅行記はどうなっているんだ?
という嬉しいお叱りの声を度々耳にする今日この頃、
なかなか更新が進まず申し訳ありません。

何ゆえ咳のほうがまだとれず、病院通い。
薬の効果で常に"少し眠い”状態でして、
今しばらくお待ち下さい。
歌う事はドクターストップがかかっておりますが、
レッスンは休まず行いますので、宜しくお願いします。
ご迷惑お掛けします。
(他はなんともないんだけどねぇ...)

キューバ紀行 『ルンバに酔わされ蝿と戯むる』 その弐 ルンバ昇天篇

そもそもルンバとはなんぞや?
という話なのですが、ここで言うキューバンルンバは
一般的に知られる、アメリカ、ヨーロッパで流行した商業的ダンス音楽とは別物。
ハバナやマタンサスの黒人を中心とする都市民俗音楽なのであります。
(アメリカで言うブルースのようなものです。)
打楽器と歌のみで曲が進むにつれメイン歌手のアドリブ、
コーラスとの掛け合いが始まり、
演奏するもの踊るもの聞くものがトランス状態へと駆け上っていく。

そんなルンバが生で聴けるのは、毎週日曜日の昼から夕方のみ。
場所はカジェホン・デ・ハメル。
かつてキューバとインド旅行を繰り返す旅の達人が僕に言いました。

「ルンバを聴けると聴けないではキューバの旅が全く違ったものになる」と.....。

そんな事言われたらねぇ...
例え飛行機の到着時刻が正午だったとしても、
飛行場からハバナ市街まで30分以上かかったとしても、
一目だけでも私は見たいのよと...なりまさぁねぇあなた..

というわけで..前回お伝えした通り、ホテルの金庫に貴重品だけ預け、
トラベルボデギータのSさんと、
ココタクシー(50ccに屋根?をつけたもの)に3人で乗り込み、
向かったのであります。

カジェホン・デ・ハメルへと!

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(このペイントをご覧あれ。サルバドールというアーティストがペイントし、
その空間をルンバ集団に貸しているとか。写真右奥の人々に注目。
この中でいったい何が...)

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(これがその右奥の中身。
キューバに着いたばかりで、特にここではスリに気をつける旨Sさんに注意をうけ、
子供達が入れ替わり立ち代り寄ってきては金をせびられ、
でっか~いアフリカンにCD買わないか?と言い寄られ、
アフロの群れに次々とチナ(中国)かハポン(日本)かと問われ、
スピーカーがからは音割れ割れで、
迫力のボーカルが....そう我々は旅の始めに
ハバナでも最もディープな場所に来てしまったのだ!!)

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(見よ!この迫力、ルンベイロを!(ルンバする人)
響くだみ声にスピーカーはブースト寸前。
打楽器のポリリズムに人々の腰は揺れる揺れる踊る!)

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(こちらは若いルンベイロ、うまく出来んのかなぁ?と思いきや、
最終的には場内をノリノリにさせていた。)

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(で、さきほどの凄腕若造ルンベイロ、
彼女と一緒に写真を撮れ撮れ言うので、撮ってあげた。
”オレの歌はなかなかだろう!"とも言っていた。)

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(こちら再びサルバドールさんのペンティング。
この後、Sさんは去り、かみさんと二人アフロな場所に残されたのだが、
なんとかタクシーを見つけ無事ホテルへと向かった。)

とにかくルンバを最初に見た事がこの旅のテンションを、
しょっぱなからグググ~ッと引き上げてくれたのでした。

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