平成永世まんだら  

日々のつぼ

旅豪傑P君、大阪へ行く

カメラマンのP君がこの度大阪に行く事になり、一昨日送別会が行われた。
(ニホンジンなのに、P君とはどいう事だと思われるかもしれないが、
P君なのだからしょうがない。)

P君は仕事で将棋のタイトル戦の写真を撮りに行くことがあるという。
一般人(何と比べて一般なのだろう。使ってみると変な言葉だ。)
の我々などはその模様をテレビや雑誌などで見るしか術は無いのだから、羨ましい限りだ。
それどころか、対局終了後、打ち上げの席で棋士と一緒になる事もあるという。
例えば、佐藤康光棋聖と!

しかし、彼は将棋ファンではないから、
「なんか居ましたよ。佐藤さん。」的なあっさりしたノリで、この話をされてしまう。
僕などは、もうなんというか「え~っ..。それなら代わって。」
という感じである。(代わっても何も出来ないけど...。)
これから大阪に行くという事は、関西在住の棋士を取材する事もあるだろう。
きっと”光速の寄せ”神戸の谷川浩司九段のお宅になんか訪問しちゃって、
居間で奥様から美味しいお茶を頂いたりするのである。
あ~羨ましい!(今日はこればっかり。)

彼は大の旅好き。学生時代、一ヶ月シルクロードを旅したり、
今でも暇があればちょっと人が行かない”凄い”ところを旅しているという、旅豪傑である。
(年末はイエメンで過ごしたそうだ。)
先日、彼がそんな旅先の一つ(ペルー)で撮った写真を数枚頂いた。
高地の透明感が写真からこちら側に浸透し、
見ていると少し”ボーッとしくてる”ような、そんな写真だった。
流石プロである。

yemen
(頂いた、イエメンのスプーン)
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くの一により、電脳空間に結界が張られた

本日、PCのセキュリティーソフトを、
今までのものよりグレードの高いものを購入、ダウンロードしました。
このソフト、高性能なのは良いのですが、あれはどうする?これはどうする?
と、いちいち細かく聞いてきて、ちょっと煩わしい。

『それもこれもあなたさまの為でございます。これくらいは我慢し頂き等存じます。』

と、なぜか女言葉で言い返されそうですが、
他の作業に取り掛かかれず、難儀しちょりました。

いやいや、これもPC知識希薄さゆえのトラブルを未然に防いでくれる”くの一”。
これくらいは、我慢せねばですね。

話変わりますが、
今年の大晦日の『Dynamite』は、
ボビー VS ムルアカ!?
最高の因縁対決!

腹が減って、長々書けません。手抜き気味で御免。

記念すべき我がブログの第一回目で紹介した、
神奈川と静岡に跨る金時山。
この山頂で、『金時娘の茶屋』を何十年も営んできた、
金時娘こと、小宮山妙子さんがフジテレビの『とくダネ!』で紹介されていました。
ここは、小宮山さん手作りの具沢山さんの味噌汁が有名。
勿論僕も食べました。
(金時娘に貼ったリンクには小宮山さんが、61歳とありますが、現在は70代だそうです。)

C:Documents and Settings永世My Documentsloglog-otome.JPG

この味噌汁、特大のおわんに、きのこやら豆腐やら茗荷やらなにやらがどっさりはいっています。
こんな寒い日、息を切らした山頂で、お結びと一緒に食べる具沢山味噌汁。美味いだろうなぁ...。

なんだかまたどこかに行きたくなってきました。
(っていうかお腹がすいてきた。味噌汁、今食べたい!)
kintoki

葛飾の片隅で時に滂沱の涙を流す

年を重ねるにつれ、涙腺というのは弱くなるもので、
普段の生活の中で涙を流すという事はありませんが、
映画、ドラマ、格闘技の類はもう駄目です。
出来る事ならば涙腺を攻撃してくるようなものは見たくない。
しかし、テレビドラマにおける不意打ち、
好きな硬派の監督が撮ってしまった”泣ける映画”、
格闘技、プロレスの試合終盤、フラフラになりながらも、
戦った選手が、試合後ノーサイドで互いに相手を讃え抱き合う。

もう駄目です。

泣き度に差はあれ、感動がすぐ涙になってしまいます。

『泣くまいぞ!』などと我慢して見ていると、これがまたいけない。
知らぬうちにジワーと鼻のあたりが熱くなって、ヒクヒクしてくる。
かみさんに悟られまいとするのですが、こういうのも逆効果。
最近は開き直り気味で、

「あ~泣ける!」

と、口に出してしまいます。
これが精神衛生上もよろしいようです。

さて、滂沱の涙というわけではありませが、
時にジワーっと目頭が熱くなるものに、
将棋のテレビ対局があります。
『えっ?なんで?』
という声が聞こえてきそうですが、
例えば、こんな場合。

方や飛ぶ鳥を落とす勢いの若手棋士。
攻めの将棋で上位陣をバッタバッタとなぎ倒す。
方や、ベテラン棋士。少し落ち目だけれども、守りの堅い棋風は健在です。
そんな二人の対局。終盤になり、若手の攻めが勝り、もう詰みも見えている。
しかし土俵際で踏ん張るベテラン棋士。そこで若手が根負け。
秒読み将棋になり、詰み寸前で、大事な一手を間違える。
そこをベテラン見逃さず、奇跡の大逆転で、若手は投了。

こんな時、僕の目頭は少しだけ熱くなります。

こういったプロの攻防は、実際のところ、見ていても良く分らないのですが、
解説の方が上手いと、なんというか乗せられてしまうようです。

こういった涙は僕としては大歓迎。誰に見られるわけでもないし...。
(将棋番組は一人で観戦するのが基本です。)

基本的に男は”やせ我慢”の生き物でありますが、”涙流れるがままに”。
これが良いのでしょうね...でもなあ..(この部分がやせ我慢です)。

とある休日の過ごし方(忍殺はおやすみの前に)

たまには日記風っていうか日記。

昨日は、
9時ごろ起床。
水を沢山飲んでPCを立ち上げ、
メールのチェックやブログの更新をする。
最近PCの調子が良くない。
かならず一度や二度フリーズする。
メモリー増設済みなのに...。
何かが居るに違いない...。

夕方から田畑君とリハがあるため、楽譜などを準備。

13:00
昼なのに常夜鍋を食す。
常夜鍋はだし汁に生姜の搾り汁、酒、醤油、塩、胡椒で味付け、
ほうれん草、豚肉、椎茸、その他好きな物を入れて軽く煮込み、
鍋のスープに練りゴマとポン酢を合わせて頂くもの。
簡単で間違いなく旨い。

14:00
もうすぐ公開になる映画、チャン・イーモウ監督、高倉健主演、
『単騎、千里を走る』の宣伝番組を見る。
舞台となる雲南の風景が美しい。たまらなく行きたくなる。
(だいたい去年は大陸に行くつもりだったのだ。)
映画自体もなかなか良さそうだ。こちらも行くかも。

15:30
渋谷へ向かう。田畑君と道玄坂でリハ-サルだ。
途中ATMで、金を降ろそうとするが、
キャッシュカードが使えない。
これは犯罪の匂いか?と慌てて、ATMについている電話で担当者に指示を仰ぐ。
どうやらカードの磁気が駄目になっていたらしい。
初めての事なので、ちょっと焦った。

17:00
リハ開始。
この内容は企業秘密。

リハ終了後、田畑君とファミレスで食事。
自分のPCのトラブルに関して、相談する。
実は彼は専門家。

22時頃
帰宅。
缶ビールを飲んで少しダラダラした後で、PCを立ち上げ、
田畑君の指示通りに幾つか操作をすると、Cdrive内に見知らぬ輩が居る事を確認。
名を名乗れと言っても知らぬ顔をするので、『忍殺』する。
その後、快適なPCライフが戻ってきた。
田畑君に感謝!

風呂に入り、26時ごろ就寝。

大きな楽器を家に運び入れるのは大変だ

僕の世代の日本人ギタ-ヒーローと言えば、
Charこと竹中尚人氏であろう。
(笑いながら怒る人とは別人。)
歌謡曲全盛期の時代に、バンド編成で唄番組に颯爽と登場。
『気絶するほ悩ましい』や『逆光線』といった曲をギターソロを交えながら唄うCharの姿は、
それはそれはかっこよかった。

そんなCharではあるが、僕は今までレコードなりCDなりを買った事はなかった。
(自分でも以外だが、まあそれも縁。)
今回、彼の新譜『天邪鬼ーAmanoーJack』を購入したのは、
そのタイトル曲と先行シングルとなった『PIANO』の日本語歌詞と、
メロのマッチングに惹かれたからである。

char

特に『PIANO』

これはCharが子供時代、トラックに積まれて家にやってきたPIANOが、
部屋に運び込まれるまでの様子を詞にしたものである。
ほんとそれだけである。PIANが大きくて窓から入らないからそれでどうしたこうした..という内容だ。
そんなのあり?という声が聞こえてきそうだが、ぎりぎりありである。
少なくともこの曲はかっこいい。Char少年のPIANOを家に迎えた喜びが伝わってくる。
その気持ちが伝われば十分なのだね。

他にもこのCDの中にはスーダラ節をメロディーを変え、
高速ジャングルビートに乗せて唄うというものがあったりと、遊び心に満ちている。

全編ほぼChar一人で録音されたこの一枚。
曲調の幅の広さで、ちょっと散漫な感じを受けないでもないが、
(Charの音楽を知る人はそうは思わない。)
日本語歌詞の面白さで買いである。
本人は日本語歌詞に苦手意識があるらしいが、(半分は英語歌詞)
是非是非、沢山書いて頂きたい。

シンコペ録音会終了!

昨日、スガナミ楽器永山センター、掲示板にも度々登場、
ひろさんの録音をもって、今年のシンコペ録音会終了となりました。
生徒の皆さんこの数ヶ月大変でしたね。
色々ありましたが、皆さん良い感じで唄えてましたよ。
結果はどうだろうねぇ?しばらくお待ちを。

さあ、個人的にはこれから来月のライブに向けて本格的に準備を始めます。
今回はどんな感じにしようかな?

ヘルメットとおばさんと板さん

随分髪が伸びた。
とはいっても肩まで伸びたとか、そういう話ではなくて、
一ヶ月以上美容院に行っていないという、それだけの事である。
皆さんご存知の通り、僕のような短い髪は、
一ヶ月そのままにしておくと、サイドが膨らみすぎて、
とてもみっともない状態になる。
というわけで、そろそろ限界だ。

僕は何と言ったらいいか髪の毛が苦手だ..?
何も好き好んで、長い間こんな短い髪にしているわけではない。(ほぼ20年間)
僕だって、たまにはさらっと前髪を掻き揚げてみたり...
髪を振り乱してギターを弾いてみたり...
したいとは思わないが、まあそいう事があってもいいではないかとも思っている。
(どっちなんだ!?)

では、何故長髪にしないのか?

何を隠そう、(いや多分皆さん気づいている。)
”むちゃくちゃ髪が硬い”&”サイドが前に前に”髪が生えていくのである。
僕だって髪を伸ばしていた時期はある。高校時代、そして上京したての頃。
その頃の写真を見ると、いつもヘルメットをかぶっているように見える。
ヘルメットが生えてくるのである。
あまりにもの剛毛ぶりに、何を血迷ったか、パーマネントなどあててみた事もあるが、
この光景は悲惨。当時の写真は門外不出である。
(なんというか”おばさん”のよう。かなり笑える。)

この短髪も今通っている美容室『VOUGUE』の、”戦う美容師”フジモトさんにカットしてもらうまでは、
ほとんど寿司屋の板さん状態で、いつでも魚をさばく準備は出来ていた。
(個人的には嫌ではなかったが、ミュージシャン的にはどうだろう?という、アドバイスを時々頂いた。)

というわけで、あと半生もこの短髪と共に歩んでいく事であろう。

ITASAN
(板さん度が高かった頃)

適度な緊張は必要ですが.....

シンコペ用の録音会、本日で僕的には三日目となります。

自分の歌をヘッドホンをして録音するというのは、
かなりの緊張を強いられます。
しかもほぼワンテイク。
どんな大歌手でもこれはプレッシャーがかかるでしょう。

どうしたらいいんでしょうね?こんな時は...。

僕がこのシチュエーションで心がける事は、
まず開き直るという事です。
上手く唄おうなどとという欲が出ると大変。
そういう時は自分の能力以上のものを出そうとしてしてしまいますから、
当然現実とのギャップがあり、どんどん緊張していきます。
まあ自分はこんなもんだと、開き直る事で、随分硬さがとれて、
少なくとも自分の力は発揮出来ると思います。

あとは、唄おうとしすぎず、言葉を伝えるという事に意識を傾ける事。
これは随分楽になります。なんてたって唄わなくていいんですから。
(これはちょっと乱暴かな?)
とにかく”歌詞=想い”を伝える事。
これが人の心を打つ....かもしれないのですから。
(ちなみにこれが達成出来たのに、”人の心を打てなかった”としても、
それはあなたのせいではありません。”その人”にあなたの想いを受信するアンテナが無かった。
それだけの事です。必ず他の誰かがあなたのメッセージをキャッチしてくれます。)
     ↑
”インチキ恋愛相談”みたいだけど、経験上言えてると思う。

というような事を、僕も録音やライブの度に心がけるのですが、
いつも緊張してしまいます。(僕は緊張しやすいほうです。)
まあ、そんなもんです。

なんだかんだ言って、全てを
楽しんでしまえば何も怖いものはありません。
これですよ、これ。


葛飾の片隅で、喉の調子を気にしながら本物の映画を見た

この週末は風邪だかなんだかわからない喉の違和感と戦いながら、
ボーっと家で療養生活を送っていました。

で、ただ、だらだら映画やテレビを見るという”心の無防備状態”に、
落とされた爆弾映画を一つ。(決して荒っぽい映画ではありません。)

絶対に見なければいけないのだけれど、パッケージ裏の
”ラスト30分、涙が止まらない!”
という宣伝文句にちーとばかし退いてしまって暫くそのままになっていた、

クリント・イーストウッド監督助演
『ミリオンダラー・ベイビー』

MILLION.jpg

本物の映画を見たいならこれ!これです!

ハリウッドの良心、映画を知り尽くした男がまたまた撮ってしまった。
ネタバレするので、ストーリーは書きませんが、
イーストウッドやモーガン・フリーマンの”渋すぎる演技”の素晴らしさは言わずもがな、
主演のヒラリー・スワンクの痛いほど真摯に夢に向かっていく熱さがとても良いです。

一言も聞き逃したくない脚本、極限まで抑えられた音楽、そして本物のフィルム(映画)の色。
(かつてスコセッシが撮った乾いた"ニューヨークの色"がある。これがたまらなく良い。)
前作『ミスティク・リバー』同様のクオリティーの高さ。イーストウッド作品は、
これから一作も見逃せません。(あと何作撮ってくれるのだろう...。)

個人的には”アイリッシュ”がキーワードの一つになっているのも嬉しいところです。

ラストシーンに関しては賛否両論あるかとも思いますが、
僕はあれしかなかったと思っています。
で、そのラスト30分は泣いたかって?
そんな事は言えねぇよ!
知りたかったら、見て下さい。
少なくとも心から血が流れます。
(イーストウッドはむやみにあなたの涙腺を刺激するような事はしませんからご安心を。)

この映画、格闘技好きの方にもお勧めです。
特にボクシング好きのあなた!

新春初お目見え 戌はちょっと苦手 with 田畑裕太

ライブのお知らせをホームページ上でアップしたので、
ご覧下さい!

携帯でご覧の方、詳細は以下の通りです。

永世演唱会
『 新春初お目見え 戌はちょっと苦手 with 田畑裕太』
2月12日(日)
at 吉祥寺 Star pine's cafe
会場12:00 開演 12:30
出番は3組中3番目、13:50頃
前売り2,000円 当日2,300円

前売り券をご希望の方は、ご連絡下さい。
 

皆さんも気をつけて!

昨夜から、頭痛に悩まされています。
どうやら風邪っぴき確定。
本日、道玄坂のレッスンはマスクを着用して行きます。
(ここ数日しているんだけどね。)
まあ休みはじっとして、
火曜日からは絶好調でシンコペ録音にのぞめるよう頑張ります..というか頑張りません。ん?

sleepy
(気をつけてたんだけどね...。)

11日深夜、鏡開きの儀、つつがなく執り行われる

古の武家社会の風習に習い、
我が家では昨夜『鏡開き』の儀式を行った。
皆様におかれては、いかがなされたであろうか?

元々は1月20日に行われていたものが徳川家光が亡くなったのが20日で、
11日に変更されたということだ。
電脳検索でそんな記事を発見、いきなり”家光”の名前なんぞに出会い、
脳内に江戸ドーパミンが溢れ出し、興奮してしまった。

我が家は汁粉にして鏡餅を頂いた。
美味かった。
何を隠そう、小生大の”餡子”好きである。
子供の頃から、
「饅頭食べたい、饅頭食べたい」
と、走り回っていたそうだ。

しかし気になるのは色んな意味、腹である。
正月中の暴飲暴食で、一時は吐き気までもよおしてしまった小生。
昨夜、仕事から帰ってきたのは23時近く。
そこから食事をしての、”お汁粉”。
細君はしきりに、

「こんな時間に食べていいのだろうか?」

と、言っていたが、

「このごに及んで何を言う?これが年始最後の暴飲暴食じゃ。心して食せ!」

と、切腹せんばかりの勢いで、
24時前に腹中に餡子と餅を送りこんでいった。

ちなみに、年明けから体重計測器には乗っていない。
正直恐い。確実に増えている目盛りを見るのが恐い。
これからの節制生活が恐い。突き出た腹を認識するのが恐い。
夏にTシャツを着るのが恐い。
饅頭恐い。いや恐くない。

shiruko
(いつでも食べたい)

好不好我的身体?

昨夜からちょっと喉の様子がおかしいのです。
なんだか重い感じで..。
風邪って感じじゃないのですけどね。
多分レッスンでの喉、使用過多ゆえと思われます。
(だいたい一晩寝れば回復するんだけど...。)

こんなときに飲む薬はこれ、

響声破笛丸?
ハイ皆さんご一緒に!

きょうせいはてきがん!

漢方薬を強引に日本語読みすると、
こういうわけのわからない事になります。

これを飲んでも喉の調子が回復しないという事は、
我的身体は、なんらかの感冒的病菌の進入を許してしまったという事になるわけであります。

どっちだろうなぁ....。

(ちなみにタイトルの”好不好我的身体?”は、”自分の体の調子が良いのか悪いのかなぁ?”
という意味で、”僕の体が好きか嫌いか?”という意味ではありません。
”喜歓不喜歓我的身体?”こうしてしまうと大変ヤバイ事になると思われます。)

新春大江戸旅行 その弐

今日も新春大江戸シリーズで。

僕の”出来る事なら旅してみたい町”の上位にランクされる場所の一つに、
江戸八百八町があります。
これはどうあがいてもかなわない夢なわけで、
時代物を読んだり、大江戸博物館に行ったり、北斎の画を見たりして、
小さな満足に替えているわけです。
こういう思いを抱いているのは僕だけかというと、そうではないですよね。
多くの日本人が同じような思いを抱いているはずです。
(多分ね。多分)

江戸時代には何度も大火があり、大正になれば震災、そして東京大空襲と、
ことごとく木造の建物は消失してしまったのですが、
大江戸博物館にある美しく粋な江戸の町並のジオラマを見ていると、
現在のコンクリートだらけの灰色の町並みが残念でなりません。

勿論、大きな地震が予想され、建物が一睡の余地も無く林立している、
東京を木造建築で埋め尽くせば良いなどと非現実的な事を言うつもりはありませんが、
せめて外観だけでもなんとかならないものなのでしょうか?
(耐震基準をクリアした、蔵様式の高層建物とかね。)

江戸の風景に出会う度に、その細胞に組み込まれた”日本人の美意識”が、疼くわけですよ。
自分達の先祖が持っていた色彩感覚や、造詣美に触れる度に、
”オレ等も満更じゃないじゃん”なんて思うわけですよ。
(近現代史を振り返り、”あの戦争は正しかった。だからそんなに卑屈になる事は無い”
とかなんとか言う輩の発言より、よっぽど説得力がある!)

とりあえず、日光江戸村旅行でも計画するか....ってそんなオチかよ!

koedoo
(我が家にやってきたプチ江戸)

新春大江戸旅行

edoo1
両国は大江戸博物館に北斎の”富嶽三十六景”を見に行った。
そこでこんな事があった....。

edoo2
突如、両国に赤備えの鎧甲冑に身を包んだ、武者の亡霊現る!
よく見れば真田幸村率いる真田鉄砲隊。

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狙うは家康の首一つ!と、新春のTokyoに轟音がこだまする!

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鉄砲の轟音が時空にひずみを作ったのか、目の前に江戸の町が広がる。

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物売りの声に誘われて..。

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日本橋三越の裏手に出た。何の手習い?

edoo7
屋形船に乗って一杯やって....。

edoo8
江戸歌舞伎を観劇。綺麗だねぇ。

edoo9
遊びすぎて、最後はお医者にかかっちまったよ。

南青山で再び世界標準に酔う

12月のマイケル・マックゴールドリックのライブに引き続き、
南青山マンダラでケルト系ミュージックのバンド、”FLOOK”のライブに行ってきました。
メンバーは3人がイングランド、1人がノーザン・アイルランド出身ということで、
まあUKのバンドではあるのですが、音楽自体は完全にケルト系です。

このバンド、編成が少し変わっていて、
フルート(金管、木管フルート、ティンホイッスルではない金管縦笛、
バンブーフルートetc)が男女で2人。
バウロン1人、ギター1人で、アイリッシュ系でもちょっと記憶にありません。

当然このフルート2本というのがサウンドの要になるのですが....絶妙でした!!
微妙に2人のタイム感がずれているような気もするのですが、
1本はアルトフルートで低音パートを受け持ち、リズムを抑え、
もう一本は天まで駆け抜けんばかりの高音で前に前にバンドを牽引していく。
このバランスが絶妙なのです。前回のマイケルのライブの時もそうでしたが、
今までのフルートという楽器の柔らかなイメージは吹き飛びます。
時に鋭く時に重く、微妙なタンギングでパーカシブな音も出す。
歌では出来ない”歌”を唄っているという感じでした。

バウロンは前回のマイケルの時にも来ていた、、
”おそらく世界一のバウロン奏者”ジョン・ジョー・ケリー
実はこの人目当てに来たようなもの。今回はステージに近い席を取れたので、
ミュートの仕方から、バチの種類までプレイの細かいところをチェック出来ました。
相変わらず、鬼のように正確でグルービーなビートで、
こちらの腰は揺れまくり、足は踏みまくりで昇天させて頂きました。

ギターも良かった。切れは鋭く、繊細なニュアンスも美しく、
ほんとアイリッシュ系ギタリストは勉強になります。

このバンド、サウンド全体は軽やかで鋭く楽しく、
メンバーも終始ニコニコ顔。楽しくてしょうがないんでしょうね。
こんな風にライブをやりたいものです。

余談ですが、女性のフルート奏者のフラミンゴ奏法!?お前は王貞治か!
と、突っ込みを入れたくなるような一本足で、
フルートを吹きまくる彼女。これは不思議でした。

flook

(撮影禁止なので、ライブ前の会場にて。これじゃあなんだかねぇ...)

12月のマイケルマックゴールドリックの日本公演の模様が招聘元の、
MUSIC PLANTのホームページに載っていました。興味のある方はどうぞ。
http://www.mplant.com/mike/tourreport05.html

すみません。今日から仕事です。

私、今日から仕事初めであります。
『やっとかよ!』
という皆さんのつっこみが、電脳空間を通じて、聞こえてくるような気がしますが....。

仕事初めというと出来ればユルリユルリと進めて、
なんなら半ドンくらいで帰宅して、
お汁粉なんぞ食したいところですが、そうはいきません。
今日は歯医者への通院に始まり、仕事はシンコペ録音に向けて最後のレッスン、
終了後は講師仲間との新年会と、フルコースをなっております。

まあ休養十分、今年も張り切っていきたいと思います!

今朝はこのへんで。

柳生十兵衛見参!! 其の弐(昨日とタイトル違うけど)

20代後半、当時、文藝○秋社の”○ー○読物”の編集者をしている、
友人に薦められて読んだ、山田風太郎の『魔界転生』
このブログを読んでおられる紳士淑女の皆様も、度々映画化されているから、
ご存知であろう。

断じて言おう。
小説のほうが100倍面白い!
小生、この一冊のお陰で、
魑魅魍魎の跋扈する伝奇小説の世界から抜け出せなくなり、
その後歴史小説の無限なる岸辺へと流れていく事になる。

そもそも、伝奇小説とは何か?
歴史小説と何が違うのか?
定義する事は難しいが、基本的には史実を押さえながら、
その周辺で、こんな事もあったのではないか?
あの史実の裏にはこんな話があってもよいではないか?と、
作者が物語りを紡いでゆくものである。
これでは歴史小説との違いは無いが、伝奇の場合は、
登場するキャラクターにこの世の物でないものが多く、基本的になんでもありである。
鬼、妖怪、亡霊、式神、その他諸々。
人にしても、妖術使い、不死の者、ありえない忍法を駆使する、伊賀者及び、甲賀者等々。

当然荒唐無稽な話が多くなるのだが、料理の仕方で、超一級のエンターテイメントにもなれば、
箸に棒にもかからぬ駄文となる可能性も高く、
作者の奔放なイマジネーションとそれにリアリティーを持たせ普遍化していく力量が問われる、
難しいジャンルである。

代表的な作家といえば、江戸の滝沢馬琴、大正、昭和に入れば国枝史郎 、山田風太郎!!、
最近では夢枕獏、富樫倫太郎、荒山徹、宇月原晴明となる。(こう並べると壮観だ。)

ここで柳生十兵衛である。十兵衛は勿論妖怪の類ではない。
徳川家康、秀忠、家光の三代に仕えた柳生但馬守宗矩の長男で、将軍の剣術指南をし、
その後江戸を出て諸国を回るようになる、実在の人物である。

この十兵衛、昨日も書いたように、伝奇、歴史、剣豪小説界のスーパースターである。

『魔界転生』では冥界から蘇った天草四郎時貞によって、不死の命を与えられた、
宮本武蔵や宝蔵院胤舜を相手に立ち回る十兵衛。
最近の『十兵衛両断』荒山徹著では十兵衛はなんと朝鮮と日本に二人いたという説が登場する。
朝鮮の呪術師により”顔をすり替えられた”十兵衛は....。
(ここまで書くとメチャクチャな話だが、この荒唐無稽さを縦糸とすれば、
史実に基づき作者が再構築した歴史物語が横糸となり、
重厚なエンターテイメント作となっている。)

隻眼の剣士、ニヒリスティックで自由を愛す。
そして滅法強い。
十兵衛が登場するというだけで、取り合えず読んでみよう、
見てみようという気になる私は十兵衛ファンと言えよう。

長くなってしまったので、唐突ではあるが、これにて終了。
またいつの日か”其の三”にてお会いしよう!
(え~~~~~~っ!って言わないで。)

ちなにみに、映画やドラマの十兵衛役はなんといっても、
サニー千葉!千葉真一である。
先日の『天下騒乱 徳川三代の陰謀』では中村獅童が演じていた。
千葉真一の重み渋みは無いが、(ニヒリズムが重要)
若き日のピュアな十兵衛という感じで悪くはなかった。

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(この本が書店に並んだ時はちょっとショックだった。)

葛飾の片隅、とあるテレビ画面に十兵衛現る!?其の一

新年も明けて4日。
早いもので、今日から仕事始めという方もいらっしゃるでしょう。

この正月、かみさんが風邪をひいたといいう事もあり、
石川家は初の”我が家での”寝正月となりました。
僕個人でも、帰省をしない正月というのは人生初だったと思います。

で、何をしていたかというと、ほぼビデオ&テレビです。
その他した事というと、食べる事、食べるための調理、風呂に入るくらいでしたかねぇ。
こんなにテレビを長時間見たというのも、あまり覚えがありません。

では何をそんなに見たのかというと....。
お笑い番組は見ていません..。
バラエティー番組も殆ど見ていません。

そう、テレ東でやっていた10時間ドラマ「天下騒乱 徳川三代の陰謀」と、
TBSの「里見八犬伝」前、後編。
ほぼこの二つを見る為にエネルギーを費やしました。
(見た方いらっしゃいます?)
さすがにずっとテレビの前に居る事は出来ないので、
10時間ドラマは半分はビデオに撮り、小分けにして見ました。

この正月恒例の10時間ドラマ、時代物が好きな僕は以前から見たかったのですが、
正月は移動、移動で無理。録画するといっても、ビデオで10時間は不可能なので、
(DVDって出来るのかなぁ?)いつも涙を飲んでいたのですが、
今回はまあなんというか不幸中の幸い?で、見る事が出来たわけです。
(かみさんもマスクしながら見てました。)

時代は江戸初期、家康亡き後、二代目将軍の秀忠が大御所となり、家光がその跡を継いだ世。
全国制覇を成し、ほぼ磐石の体制を整えた徳川家ではあったが、
まだ豊臣恩顧の大名もまだ存命。一つの小さな騒ぎも捨て置けば、それを利用し、
天下をひっくりかえそうという輩が出てきてもおかしくない。

そんな時代設定で物語は進んでいくのですが、
時代物、歴史物、伝奇物共にこの江戸初期が舞台となる時に、
なくてはならない人物、この時代のスーパースターに、

柳生十兵衛!! が居ます。

今回もその父、柳生宗矩と共に、登場人物にその名前があったので、
(剣豪荒木又右衛門の名前にも舌なめずり。)
興味をそそられたわけです。

今日はここまで!
続きは又明日。
(実は柳生十兵衛がらみの記事を書くチャンスを待っていた!時は来た!)

P.S. 
ちなみに、かみさんはしばらく、時代物は見たくないと言っていました。
僕は明日、千葉テレビで放送される、(多分)『柳生あばれ旅』を、予約録画します。

yagyuu
(参考文献?柳生関連もっとあるんだけど、どこいったかなぁ?)

葛飾区の片隅から謹賀新年!

皆様、明けましておめでとうございます。
旧年中は「読んでるよ」という皆様の声を励みに、
このブログを更新してまいりました。
お目汚しとは存じますが、ネタと気力の続く限り、
今年も”日々のつぼ”を書き散らしてゆく所存で御座いますので、
皆様、どうぞ御贔屓のほど宜しくお願い致します。

さて、明けて二日。
帰省中により、静岡にある我が実家のPCからこの記事を投稿しようとしているかというと、
そうではありません。
では、かみさんの実家、相模原より投稿かというとそれも違います。

では、どこから?

実は予定は大変更され、現在我が家にて、この記事更新中なのであります。

何故かと言いますと、いったん治ったと思われたかみさんの風邪がぶりかえし、
30日夜より発熱となりまして、新幹線による移動不可、
結局ここ葛飾で正月三が日を過ごす事になったわけです。

そこで慌てた私。
正月を迎える準備など、大掃除以外していません。
かみさんは布団の中。
食べ物はどうする?
お節って何を揃えればいいんだっけ?
お正月の演出方法は?
色々考えた末、とりあえず煮物を作れば、なんとか形になるだろうと...作り置きもきくし...
ということで、”筑前煮”の材料を料理本で確認して、スーパーへ向かいました。

さすがに煮物だけでは、寂しい正月の食卓となってしまうゆえ、
出来合いのものでも良いかと色々物色するのですが、あまりピンときません。
蒲鉾を買ってもあまらせてしまいそうだし、
伊達巻なんて多分二人とも箸をつけそうにないし...ということで、
あまりお節らしい物は購入しませんでしたが、
それでも買い物袋を持った手は千切れんばかりで帰路に着きました。

31日は皆さんもご存知のとおり二大格闘技興行が行われるゆえ、
それまでに料理を作ってしまおうと、厨房に立ち、
干ししいたけを戻したり、ごぼうの皮むきをしていったわけですが、
折々で頭をよぎった言葉は、

『これって、”おとうさん”じゃなくて、”おかあさん”さんだよなぁ』

うちは子供は居ませんが、晦日に筑前煮を作る為に一人包丁を振るう図というのは、
やはり"母親”のもの。(一般的に言ってね。)
『まあそれが嫌じゃない、俺っていうのはなんなんだろうなぁ?』
という思いもちらっと過ぎりつつ、中々の"お袋の味”は出来上がっていったのでありました。

nimono
(わしが作った煮物じゃぁ!)いばるほどのものでは無い。

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